Q. 相談内容

店員に勧められショッピングカードを申込んだところ、審査に通らなかったとの連絡が来た。
実は、11年前サラ金数社からの借金310万円が返せず弁護士に依頼をして自己破産した。
しかし、その後は真面目に生活をしてきたので借金をしたこともないし、年収も相応にある。
ブラックリストの履歴はなぜ消えていないのか。
信用情報を確認する方法はないか。

A. 回答

金融・信用分野の業者は、多重債務防止の制度として、業界内に個人信用情報機関を設け、延滞等の事故情報を登録し相互に情報交換して利用している。
カードの申込に対し審査を通らなかった理由としてはブラックリストに載っている可能性が大である。
事故情報は一般的には5年間程度登録されるが、誤った内容が登録されている可能性がある場合は、カード会社が加盟する情報機関を確認した上で、自分の信用情報の開示請求をして、誤った内容は訂正を請求することになる。

※ワンポイント

【ブラックリスト】 
●ブラックリスト
金融機関の借入金や、クレジットカード、ショッピングローン、キャッシングなどの支払いや返済を一定の期間(通常3ヶ月)、延滞した状態を「事故」または「延滞」といい、個人信用情報に 「事故情報(延滞情報)」 が登録される。
この事故情報を、通称、ブラック情報と言い、ブラック情報が登録された状態を 「ブラックリストに載る」と言っている。
●審査
カード会社は、(株)シー・アイ・シー(CIC)、(株)日本信用情報機構(JIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)などの信用情報機関の会員 になっており、申込者の信用情報 (いつ・どこの会社で・いくら借りて・どうなったか) や過去のクレジットカード等の申込履歴などを照会のうえ審査す る。事故情報に登録されているとカード発行や借入はできない。
●信用情報の開示請求
個人の信用情報は本人の請求により開示される。
個人信用情報の問合せ先はカードの種類によって下記に電話して手続を。
開示相談コーナーに出向く他、郵送で申込み・返信郵便で受取れる。
手数料は申込先によって、0(無料)~1000円に返信用切手代位。
●クレジット系は CIC(☎0120-810-414) 
●消費者金融系は JIC(☎0120-441-481)
●銀行系は KSC(☎0120-540-558)

※回答者

弁護士 佐藤 豊