活動報告

2015年5月01日

県中央メーデー~働く者の連帯で『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を! 連合長野~


 第86回長野県中央メーデーは、5月1日(金)9時30分より、長野市城山公園ふれあい広場において

約4000名の仲間が集まり開催されました。

 

冒頭、主催者を代表して中山実行委員長(連合長野会長)は、「戦後70年をはじめとする大きな節目の

年である。平和運動、震災・自然災害からの復興などにしっかりと向き合い決して風化させない取り組みを

継続していく。また、2015春季生活闘争は、昨年来のうねりをさらに確実なものとする回答が示されている

一方で、経済好循環の成否の鍵を握る中小企業・非正規の賃上げは厳しい闘いを余儀なくされている。

すべての働く仲間の底上げ・底支えを目指すとともに、政府が推し進めようとしている労働者保護ルール改悪の

流れをストップさせるため“全ての働く仲間が一丸となって立ち上がり、行動しよう”」と挨拶がありました。

 その後、来賓のあいさつに続き、東日本大震災被災地からの特別報告として、復興に向けて日々汗している

連合福島双葉地区連合の関議長が壇上より「震災から4年が経過してもなお新たな困難・課題が起きている。

震災の経験・教訓をいかし、現場の実態を伝えていくことが被災地で暮らす者の使命である。これからも元気・

希望・勇気を与えていただきたい。働く仲間の連帯でがんばる!」と声高に訴えていただき、会場の参加者と

ともに立ち向かっていくことを誓い合いました。

 

 その他、会場では、YES・NOアンケート、折鶴コーナー、ネパール大地震への緊急カンパ等にご協力を

いただくとともに、大盛況となった労福協の連携・協同ブースをはじめ、特別参加の大学生を代表し信州大学の

大村亮介さんプレゼンターによる抽選会など、多くの仲間の連帯を確かめ合うメーデーとなりました。

 

 最後に、情報労連の安藤篤子さん提案による「メーデー宣言」を満場の拍手によって採択した後、中山実行

委員長による「がんばろう三唱」にて式典を終了しました。 

 コースを変更したデモ行進では、各組織が「平和を守り、雇用を立て直す。みんなの安心のため、さらなる

一歩を踏み出そう!」とアピールするなど、働く者の元気を発信しました。

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