活動報告

2015年6月18日

県労福協、第56回定時社員総会開催


「連帯・共同でつくる安心・共生の福祉社会の実現に向けて!」

     ~県労福協第56回定時社員総会開催~

 

  県労福協は、6月18日長野市メルパルク長野において第56回(法人格取得第5回)

定時社員総会を開催しました。

総会には、代議員・特別代議員59名をはじめ、来賓・役員併せて97名が出席しました。

 

 総会は関副理事長の開会挨拶の後、議長に連合長野の清沢賢一(自治労)代議員を選出し

議事が進められました。

 

 冒頭、中山理事長が「県労福協は一般社団法人として5年目を迎えることになります。

かかげる理念は変わりません。連帯・共同でつくる安心・共生の福祉社会です。

活動の原点は、勤労者そして生活者として一人ひとりが職場・地域・各種の団体とつながり

支え合い・助け合う温もりのある社会を作ることであります。

『福祉はひとつの考えで』地域に福祉のネットワークを張り巡らしていこうという思いです。

現政権になってからすべてが経済優先の政治であると思います。労働法制の改悪は働くものを

犠牲にしてでも経済が優先という最たる政策であります。勤労者の現実は結果として貧困の

固定化、格差の拡大が進んでおります。今こそすべての働く者・勤労者が一致団結して子供の

貧困解決をはじめ各種の労働者福祉向上の必要性を訴えていかなければなりません」と述べ

挨拶を行いました。

 

 また来賓として、長野県知事阿部守一氏、長野労働局長岡﨑直人氏からご挨拶をいただきました。

 

 議事は、兼丸常務理事より2014年度活動報告・決算報告、根橋理事(連携・協同検討委員会委員長)より

検討委員会活動報告(答申)、また、征矢主任監事より監査報告がなされ、いづれも報告どおり承認されました。

 続いて、今井専務理事より2015年度活動方針(案)・予算(案)、について提案されました。

活動方針では、その柱として

 ① 勤労者と地域の暮らしにかかるサポート事業及び啓蒙教育活動の推進、

 ② 社会的包摂をめざして、格差・貧困社会の是正とセーフティネットの強化、

 ③ 労働団体と福祉事業団体等との連携の強化、

 ④ 社会的連帯を深め、政策・制度実現に向けた取組みの実施

などについて確認し、予算とともに満場一致で承認されました。

 

最後に、奥原副理事長の閉会の挨拶で終了しました。

 

 

  *2015年度  役員名簿はこちらをご覧ください。⇒ 役員名簿(2015年6月18日現在)

 

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