活動報告

2016年6月20日

県労福協第57回定時社員総会開催


「連帯・共同で安心・共生の福祉社会をつくろう!」~県労福協第57回定時社員総会開催~

 

  県労福協は、6月20日長野市メルパルク長野において第57回(法人格取得第6回)

定時社員総会を開催しました。

総会には、代議員・特別代議員62名をはじめ、来賓・役員併せて102名が出席しました。

 

総会は髙橋副理事長の開会挨拶の後、議長に連合長野の翠川正樹(自動車総連)代議員を選出し、

議事が進められました。冒頭、中山理事長は「東日本大震災から5年3か月以上が経過しました。

また、先ごろの熊本を中心とする九州地震、さらに2014年の長野県内を豪雨・土石流・噴火・

地震等自然災害が立て続けに襲いました。我々労働者福祉協議会は「絆」の思いを絶対に風化させてはなりません。

被災者に対してそれぞれの立場で小さな支援を積み重ね、続けて行くことを確認していきたいと思います。

連帯・共同でつくる安心・共生の福祉社会です。活動の原点は、勤労者そして生活者として一人ひとりが職場・

地域・各種の団体とつながり、支え合い・助け合う温もりのある社会を作ることであります。

『福祉はひとつの考えで』地域に福祉のネットワークを張り巡らしていこうという思いです。

現政権になってからすべてが経済優先の政治であると思います。労働法制の改悪は働くものを犠牲にしてでも

経済が優先という最たる政策であります。勤労者の現実は結果として貧困の固定化、格差の拡大が進んでおります。

今こそすべての働く者・勤労者が一致団結して子供の貧困解決をはじめ各種の労働者福祉向上の必要性を訴えて

いかなければなりません」と述べ挨拶を行いました。

また来賓として、長野県知事阿部守一氏、長野労働局総務部長岡安文夫氏からご挨拶をいただきました。

議事は、兼丸常務理事より2015年度活動報告・決算報告、根橋理事(連携・協同検討委員会委員長)より連携・

協同実務者会議報告、また、西村主任監事より監査報告がなされ、いづれも報告どおり承認されました。

続いて、今井専務理事より2016年度活動方針(案)・予算(案)、について提案されました。

活動方針では、その柱として①勤労者と地域の暮らしにかかるサポート事業及び啓蒙教育活動の推進、

②社会的包摂をめざして、格差・貧困社会の是正とセーフティネットの強化、

③労働団体と福祉事業団体等との連携の強化、

④社会的連帯を深め、政策・制度実現に向けた取組みの実施、

⑤新労働会館建設に向けての取り組み、などについて確認し、予算とともに満場一致で承認されました。

本年度は役員改選が行われ今井専務理事、師玉理事、菅田理事が退任され、三好雅彦氏が新専務理事に、

林光彦氏、鈴木秀明氏が新理事に就任されました。

最後に、関副理事長の閉会の挨拶で終了しました。 

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