活動報告

2017年1月06日

2017年新春交歓会開催!


2017年新春交歓会開催!~連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会を目指して~

 

1月6日(金)、長野市・ホテルメルパルク長野において、県労福協構成団体による

実行委員会主催の新春交歓会が、来賓57名を含む約250名が出席し賑やかに開催されました。

 

各構成団体代表者が登壇し、中山理事長が主催者を代表して挨拶を行いました。

「東日本大震災から6回目の冬を迎えました。13万人以上の方が、慣れ親しんだ土地を離れて

避難生活を強いられており、長野県にも800人以上の方が避難生活を余儀なくされています。

一日も早く穏やかな生活を取り戻せることを心よりご祈念申し上げます。

また、2014年には長野県内でも、2月の豪雪・南木曽の土石流・御嶽山の噴火・神城断層地震と

災害が続けて発生しました。更に昨年の熊本地震など、多くの自然災害の被災者に対して

お見舞い申し上げます。いつ何処で発生するか分からない自然災害に対して、予防行動を

とっていこうではありませんか。

さて、結論を先に申しあげますが、2017年は、私たち勤労者が心合わせから力合わせをする時が

来た、行動を起こす時が来た、と申し上げたいと思います。

お任せ民主主義と決別し、生活者・勤労者のための政治、経済、社会福祉が実行される社会を築いていくために

行動して行かなければならないと考えます。何故ならば、自分さえ良ければいい、他人のことはかまっていられない、

弱いのはその人の責任というまさに弱肉強食の世界に向かっているのではないでしょうか。このままでは

益々格差が拡大し、貧困の固定化が進行してしまいます。不条理に立ち向かうのは私たちです。

世界的に見ても潮目が変わりつつあると思います。一国主義・保護主義のトランプ大統領の誕生、イギリスのEU離脱、

そしてヨーロッパの移民排斥に代表される右傾化問題など、不透明感・不確実性が世界を覆っています。

今こそ、寛容・包摂の溢れる社会をつくる必要があります。私たちの子や孫のために、協調性・信頼関係の溢れる、

ソーシャルキャピタル機能の充実した地域社会を目指して行こうではありませんか」と決意を述べました。

 

続いてご来賓を代表して、阿部長野県知事より「この間、労福協の皆様には日頃より、長野県政にご協力いただき

大変感謝申し上げます。長野県は昨年、様々なイベントが目白押しの1年でした。今年も、1月~2月の銀嶺国体や、

夏には、世界級リゾートへ、ようこそ!信州デスティネーションキャンペーンなどのイベントを開催する予定です。

長野県では働き方改革・暮らし改革、そして、女性の活躍する社会を目指し取組みを始めました。人口減少の中、

全ての県民の皆様の目線で、新しい働き方・暮らし方をつくって行きたいと考えています。

また、しあわせ信州創造プランは今年で5年目を迎え総仕上げの年となります。そこで、次の計画をつくっていきたいと思っています。

県民全体の夢や希望を結集した計画を目指して行きますので、ご協力をお願いしたい」とご挨拶をいただきました。

その後、長野労働局長 岡﨑様のご発声により祝宴となりました。

 

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