活動報告

2016年1月19日

~2015年度構成団体合同研修会開催~


労働団体・事業団体・労福協の連携協同に向けて!

      2015年度構成団体合同研修会開催

 

1月19日(火)、千曲市・上山田温泉において、構成団体合同研修会を開催しました。

今回は「各構成団体が連携・協同に向けてどのような役割を発揮して行くか

(『みらい「あんしん」プラン』の活用と具体的な行動)」をテーマに意見交換を中心に実施しました。

また、中央労福協事務局長の花井圭子氏を講師にお招きし、意見交換会の前段に

「労働者自主福祉運動の今後の展望と中央労福協の方針」について

講演をいただきました。

 

研修会は関副理事長の開会挨拶で始まり、中山理事長が「日頃から労福協活動にご尽力いただき感謝申し上げます。

本日は現在までの『連携・協同実務者会議』・『労働者福祉学校』などの論議を踏まえ、意見交換会を中心に行うので、

長野県の勤労者のために何が出きるのか、昨年作成した、『みらい「あんしん」プラン』の活用と具体的な行動について、

活発な論議をお願いしたい」と挨拶を行いました。

 

続いて中央労福協・花井事務局長より「労働者自主福祉運動の今後の展望」について講演いただきました。

花井講師からは、

①労働者自主福祉運動の理念と歴史

②多重債務や貧困対策、奨学金問題への対応等の国民に共感を得られる活動について

③統計からみる福祉・社会保障制度の機能レベルについて

④労働者自主福祉運動の今日的意義と展望について述べられ、

労福協加盟団体が、もっとお互いの組織や事業内を知ることの重要性を訴えられました。 

 

次に「各構成団体が連携・協同に向けてどのような役割を発揮していくか~『みらい「あんしん」プラン』の活用」について、

第23回労働者福祉学校のグループワークの報告集などを用いて、根橋連携・協同検討委員会委員長の司会で活発な意見交換が行われました。

 

主な意見及び提案は

・若者を対象にした企画を考え実行する。動員型ではなく、自主的な参加型で開催する。

・企画は楽しめるものとし、トライ&エラーで構わないので、修正を加え継続して実施する(コープ会の活動を参考に)。

・子育て中の夫婦のためのセミナーを開催する。託児所を設け子供を預かる。ケーキを食べながら等の工夫をする。

・新入組合員教育を地区労福協主催で開催する。など

 

また、花井講師は、「労働組合運動及び労働者福祉事業の歴史を語り継ぐ人材(語り部)の育成が、今後重要性を増してくる」と訴えられました。

最後に髙橋副理事長より「本日の意見交換会は大変有意義なものであり、この論議を具体化させ、

労福協の活動として実践して行きたい」と閉会の挨拶がされました。

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