活動報告

2019年1月12日

地区労福協紹介⑦~大北地区~


◆地の利を生かし、若者達に労金・全労済誕生の生い立ちを学ぶ! 

ろうきん青年女性委員会とコラボ、労金・全労済スキー&スノボー交流会開催

 

 大北地区労福協は「次世代を担う若者たちに労金・全労済を知ってもらう」ことを目的に、

地の利を生かし、1月26日・27日、ろうきん青年女性委員会とのコラボレーションでスキー&スノボー交流会を

栂池スキー場ロッジわしざわ(白馬ケーブル労組副委員長自宅)にて開催。

26日、仕事を終えた夜7時からの学習会では事務局長より「交流会しおり」を基に労金の生い立ちを

江戸時代の「頼母子講」・「無尽」といった当時の相互扶助制度までさかのぼり

昭和24年、福対協(労福協の前身)が結成され、

質屋通いからの脱出に向けて昭和25年に労金設立に至る経過が報告。

全労済については戦前・戦後も家の中で火を焚く社会風俗から火災が多発。家の再建は至難の業。

そこで福対協指導のもと1956年(昭和31年)に火災共済事業が実施され1957年(昭和32年)に

大阪・新潟・富山に続き、全国4番目に「長野県労働者共済生活協同組合」が創設。

と全労済設立に至る歴史を学びました。

 

 夕食交流会でのお楽しみ抽選会では、白馬ケーブル・八方尾根労組さんから1日無料リフト券・

ニット帽・八方温泉無料入浴券など景品が提供され、翌日はそれぞれレベルにあったコースを選び、

スキー&スノボーを楽しみました。

 

◆高校生のためのマネートラブル解消出前講座(本年で6回目)

地元、小谷村に起こった事件を例に啓蒙

 

 労福協では、社会人の仲間入りする高校3年生を対象に詐欺被害や多重債務者にならないよう

標記「高校生のためのマネートラブル解消出前講座」を1月19日、白馬高校にて開催しました。

 

 冒頭、事務局長より「詐欺事件は必ずしもお年寄りを狙ったものだけではない。

最近では若者をターゲットにワンクリック詐欺が横行している。昨年1月には小谷村コンビニで

有料サイトに登録され、登録解除には電子マネーギフトカードが必要。とだまし取られそうになった時間があった。

特に思春期を迎えた高校生は、アダルトサイトには要注意。架空請求は無視をすること」と警告。

 

 続く講座では労金大町支店北山職員よりパワーポイントで詐欺・悪質商法のあれこれ。

・相手はだましのプロ。手を替え品を替え私たちを狙っている。

・多重債務になると、借金返済のために借金を重ね、寝てもさめても返済のことばかり。

最終的には自ら命を落とす人もいる。と、近々の事例を紹介。

 

【生徒さんからのアンケートより抜粋】

・隣りの小谷村で詐欺事件があったと聞いて驚いた。他人事ではないことを思い知った。

・金利の違いで返す額がかなり変わる事。詐欺が身近に起こる事を実感。自分は大丈夫の考えは捨て気をつけて生活していこうと思う。

・オレオレや変なサイトにアクセスしないよう気をつけたいと思った。自分でキチンと稼いで責任が持てる範囲で買い物していきたい。何でも疑おうと思った。

・進学で奨学金を借りるので、利息の話はとてもためになった。 

・ローンはできるだけしないでお金を貯める努力をしようと思う。詐欺に騙されないよう怪しいと思ったら誰かに相談する。

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