活動報告

2009年5月17日

失業者への雇用と就労・自立支援のカンパ活動


5月17日、連合長野をはじめ労福協・労金・労済も含めた働く仲間が、失業し働きたくても働く場がない多くの仲間たちを支援するために、「雇用と就労・自立支援のための、カンパ活動」を長野市内の3か所で、市民へ協力を訴えました。
 連合長野近藤会長は、「県内の3月の有効求人倍率は0.47%と過去最低水準、雇用情勢は更に厳しさを増すことも予想される。このカンパ活動以外の継続的な活動も取組んで行きたい」と失業中の働く仲間の支援に取り組んでいくことを表明し、市民に協力を訴えました。
いま、私達の生活は、100年に一度と言われる金融危機・経済危機のあおりを受け、長野県も深刻な不況に見舞われ、不安定雇用者である、臨時・パート・派遣労働者の首切り、更には正社員の希望退職などにより失業者が急増、極めて深刻な雇用情勢に直面しています。
 現在連合長野や労福協が毎日常行っている、「働く者の相談センター」や「暮らし・なんでも相談」には、「職がなくなって、生活が出来なくなった・・」、「失業して、多重債務に陥ってしまった・・・」などの多くの相談が寄せられています。
 このように、働きたくても働く場がない、人たちを1人でも救おうと連合長野を中心とする仲間が集まり「雇用と就労・自立支援のための、善意のカンパ活動」を行いました。
 集まったカンパ金は、失業のため苦しんでいる人達への経済的支援、農業・介護・福祉分野などの雇用創出、新しい仕事に就くための職業訓練や能力開発、シングルマザー等の支援などに関わる事業の資金支援など、雇用の確保や自立支援の為の事業に役立ていきます。

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