活動報告

2011年6月17日

県労福協第52回定時社員総会開催


確かな足取りで次の時代へ踏み出すために!
         ~県労福協第52回定時社員総会開催~

 

県労福協は、6月17日長野市メルパルク長野において第52回(法人格取得第1回)定時社員総会を開催しました。総会には、代議員・特別代議員61名をはじめ、来賓、役員併せ95名が出席しました。
総会は、瀧澤副理事長の開会挨拶の後、議長に連合長野の今井一敏(JAM甲信書記長)代議員を選出し、議事が進められました。
冒頭、近藤理事長が「長野県から受託したパーソナル・サポート・サービスモデル事業を4月から実施し、伴走型の支援に取り組んでいる。一人ひとりに焦点を 当てて問題を解決し、就労につなげていくというこの事業の役割は大きい。着実に実績を積み上げ、1つのあるべき姿を作り上げていきたい。また、3月11日 の東日本大震災、12日の県北部地震については構成団体を含めて義援金活動、ボランティア派遣等を行ってきたが、今後も被災地の復興・再生に取り組んでい く。ところで、この大震災は人の生き方や価値観等に大きな変化をもたらす時代の転換点になると考える。ここ数年日本社会は経済効率性を優先することで貧困 が拡大し、多くの自殺者も出してきた。もう一度地域の絆やコミュニティというものを再生し、地域に根差した生き生きとした社会をつくりあげることが求めら れており、県労福協が掲げる『安心と共生』の理念はまさに時代に合致している。本日は県労福協が確かな足取りで次の時代へ踏み出すための総会にしていただ きたい」と挨拶しました。
また、来賓として長野県知事阿部守一氏、長野労働局長本川明氏からご挨拶をいただきました。
議事は、伊藤常務理事より2010年度活動報告、決算報告が、市川主任監事より監査報告がされ、いずれも報告どおり承認されました。続いて、青木専務理事 より2011年度活動方針、予算案が提案されました。活動方針では主として①勤労者の暮らしにかかるサポート事業の中心となる「生活あんしんネットワーク 事業」は2006年度から1期2年、3期での達成を目指しており、2011年度はその最終年となること、昨年に引き続き「気づきキャンペーン」を全力で取 り組むこと、②組織強化の取り組みとして地区労福協の活動強化をさらに図ること、③各種団体、NPO等との連携を図り共同すること、④県から受託したパー ソナル・サポート・サービスモデル事業、勤労者生活あんしん相談事業を通して地域社会へ貢献することなどについて確認し、予算案とともに満場一致で承認さ れました。
一部役員の改選では小泉一夫副理事長の辞任に伴い、新たに連合長野選出の三村光正(情報労連長野県協議会議長)氏が理事候補者として提案され、満場一致で承認されました。

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