活動報告

2011年11月25日

労金・全労済新任運営委員合同研修会開催


労金・全労済新任運営委員合同研修会開催

 

 11月17日(木)、長野市において、2011年度労金・全労済新任運営委員合同研修会を開催。労金運営委員45名、全労済運営委員25名が参加しました。 
研修会では、まず事業団体を代表して労金の奥原理事長と全労済の風間専務執行役員があいさつを行い、続いて県労福協が作成したDVD「福祉はひとつ」を放映しました。
 次に、県労福協青木専務理事による「‘ふれあい・支え合い’の生活あんしんネットワーク7つの事業について」と題した講演が行われました。青木専務理事 は結成50周年記念誌(改訂版)「福祉はひとつ」の内容に触れながら、労金・全労済設立の経過、労働者福祉運動における福祉事業団体としての役割、「福祉 はひとつ」という県労福協の原点に基づくその活動と役割などを中心に語られました。特に「労金や全労済に預けたお金は仲間の助け合いや、地域の共生・活性 化、雇用や環境を守ることにもつながる『血の通った温かいお金』として循環し、まさに意思を持ったお金の流れが社会を変える・・・という、協同組合(労働 者自主福祉事業)の優位性を確立しよう!」と訴えました。午後からは会場を分けて、事業団体ごとに研修会を実施しました。
労金の研修 冒頭、労金概況報告、2011年度生活応援運動の取組み、長野労金についての説明があり、その後、全トヨタ販売労働組合連合会副執行委員長の杉本達夫講師より、「労働組合活動を通じた運営委員活動」と題し講演をいただきました。
講演では、講師の実体験を基に、千葉トヨタ自動車労働組合の労金運動を紹介しながら、<労金法と労組法><労働組合の組織率><労働組合の現状><労働組 合と労金運動><労金活動の横展開>等について分かりやすくご説明いただきました。参加者からも、「労金活動のみならず、いろいろな場面で活かせるお話も あり、非常に勉強になりました。」等非常に有意義な講演会となりました。
全労済の研修 新たに運営委員として活動いただくために、次の3点の内容について研修をし、活動の要請を行いました。1)全労済とはどのような組織なの か?「全労済のあゆみ」や「組合員の結集による運動や事業」が取り組まれ、組合員のための共済事業団体であることを説明。2)長野県本部の事業状況と各運 営委員に要請する活動。3)「東日本大震災~長野県中部を震源とする地震」に対する対応報告。(住まいと暮らしの防災・保障点検活動の展開)
 特に、今年は未曾有の被害をもたらした“東日本大震災をはじめ長野県内で発生した中部を震源とする地震”に対する活動について、加入者対応を含めた現場 調査(DVD上映)や火災・自然災害共済からの保障内容について紹介し、防災に向けた考え方・守り方・備えに向け、現在活動している「住まいと暮らしの防 災・保障点検活動」の取組み理解と必要性を強調し、伝えてきました。
参加者全員で労済運動の意義や役割りを共有化し、協力機構の一つとしての運営委員会活動と、参画いただく地区運営委員会への積極的な関わりのお願いができた研修会となりました。

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