活動報告

2012年1月05日

「連帯と団結の実践へ!」2012年新春交歓会


「連帯と団結の実践へ!」2012年県労福協新春交歓会
県労福協構成団体による実行委員会主催の2012年新春交歓会が1月5日(木)長野市ホテル国際21にて開催され、来賓65名を含む約300名が出席し賑やかに開催されました。
 県労福協奥原副理事長による開会挨拶の後、構成団体代表者が登壇し、中山理事長が主催者を代表して挨拶を行い「昨年は東日本大震災、その後の原発事故、 長野県北部、松本地域の地震など厳しい自然災害が多く大変な年だった。そこで、今後長野県でいつまた起こるかもしれない地震に備えていくという意味も含め て、3月6日に労福協主催で自然災害セミナーを開催するので多くの方に参加いただきたい。政治では民主党政権交代後の期待とは裏腹にマニュフェストをほと んど実行できない状況であり、厳しい政権運営が続いている。経済では歴史的な円高や未だに脱却できないデフレの状況になっている。雇用環境では昨年4月に 長野県から受託したパーソナル・サポート・サービスモデル事業が9ヶ月を過ぎ、この間の相談者は558名で延べ支援件数は3,975件にもなった。格差が 固定化しつつあり「就労をしたい」「生活に困る」という人達が世の中に溢れているということであり、何とかしていかなければならない。そこで、本年の目標 は昨年の漢字「絆」を深化させ、絆の重要性を皆で認識しつつ、更に1歩前に進むこと、行動として共に支えあい、連帯し、団結していく事をそれぞれの立場で 実践していく年にしたい。」と抱負を述べました。続いて来賓としてご出席いただいた阿部長野県知事より「昨年は東日本大震災、栄村の地震などの災害対策 等、周囲の状況に対して行動せざるを得ない年だったが、今年は能動的に動く年にしていきたい。新中期計画策定の年でもあり、行政改革、財政改革の方針も年 度内には策定して実行に移していく。時代は大きな転換点にあり、これまでの常識、慣例にとらわれずに新しいビジョンをつくっていきたい。労福協にはパーソ ナル・サポートセンターにご協力、ご尽力いただいているが、長野県においては誰もが居場所と出番が確保される社会にしていきたい。また、自然エネルギー源 が豊かなこの長野県から新しいライフスタイル、暮らしのあり方というものも発信していきたい。引き続き県民の確かな暮らしを支える県政をしっかりと確立 し、期待に沿うことができる長野県庁にするために県政を変えていきたい。新しい年にあたり、皆様と一緒に長野県を元気で活力ある県にしていきたい。」とご 挨拶をいただきました。その後、長野県経営者協会山浦会長のご発声により祝宴となりました。参加者により和やかな賀詞交歓が行われ、途中鷲澤長野市長に中 締めのご挨拶をいただき、関副理事長の閉会のあいさつを以って盛会裏に終了しました。

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