活動報告

2012年6月01日

中央労福協の全国研究集会開催(in長野)


「協同組合の社会的役割と価値を考察する!」
 ~中央労福協の全国研究集会開催(in長野)~

 

中央労福協は、6月1~2日にかけて、長野市の「ホテル国際21」において
2012年度全国研究集会を開催しました。
研究集会には、全国各地より労福協役員及び各団体から約250名が参加しました。

 

本年は、国際連合が2009年の総会において宣言した「国際協同組合の年」にあたります。そこで、今回の研究集会では、未曾有の震災対応も行いながら、協同組合年に際し、労福協に結集する協同組合の社会的役割や価値について考察することを目的としたものです。

 

集会は、山本副会長の主催者代表挨拶の後、来賓として、中山長野県労福協理事長と阿部長野県知事から
連帯と歓迎の挨拶をいただきました。

 

1日目は、まず中川雄一郎・明治大学教授(協同組合学)より「国際協同組合年における日本の協同組合への期待」と題し、
世界を含め大局的な観点から協同組合の今後の方向性ついて講演が行われ、続いて、上田正・消費者信用生活協同組合専務理事より「協同組合の社会性を考察す る」と題し、信用生協の活動から、協同組合の社会的責任やセーフティネットの果たす役割、そして、被災地との関わりを中心に講演が行われました。

 

二日目は、各福祉事業団体(労働金庫・全労済・生協連・労協連・医療福祉生協連)より特別報告として、各団体における国際協同組合年の取組みの報告が行わ れました。これを受けて、「協同組合の展望と可能性」をテーマとしたパネルディスカッションが行われ、震災からの復興、少子高齢化の進展や世界的な経済危 機など、わが国の社会・経済が大きく変わろうとする現状の中で、組合員の助け合い「共助」の組織である協同組合の果たすべき役割と、その重要性が再確認さ れました。

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