活動報告

2013年4月25日

協同組合運動の更なる発展を目指して!


協同組合運動の更なる発展を目指して!
2012国際協同組合年(IYC)長野県実行委員会活動のまとめ

 

 2009年12月18日に開催された第64回国連総会において、2012年を「国際協同組合年」とすることを決定し、これらを受けて、県下各種の協同組合の価値・役割等について県民からの支持と共感を広げる取り組み、協同組合運動を一層発展させ、心豊かに暮らしやすい長野県づくりに貢献することを目的に11の構成団体と14の賛同団体にて「2012国際協同組合年長野県実行委員会」を立ち上げ、県内における国際協同組合年IYC)の取り組みを進めてきました。
以下、主な活動の報告です。

 
 IYC長野県実行委員会では、2012年1月28日に「オ-プニングイベント」を開催し、
国連が国際協同組合年と定めた背景や全国実行委員会の行動計画等の確認を行いました。

 

 2月11日と18日には、「長野灯明まつりにて国際協同組合年のPRや灯明なべ(きのこ汁)の提供」を
行い、ポケットティシュの配布や2日間で3000杯のきのこ汁を提供しPR活動を行いました。

 

 7月6日には、協同組合デーに合わせて、信濃毎日新聞の夕刊のすべての紙面の広告欄に構成団体等の共通広告を行い、
協同組合運動の重要性や地域に果たす役割をPRしました。

 

 7月10日には、「長野県協同シンポジウム」を開催し、経済評論家で国際協同組合年全国実行委員会代表の内橋克人氏が
「行き過ぎた市場原理主義に警鐘を鳴らす」の基調講演や、「協同のわ(和・輪)を地域に広げよう~
心豊かなくらしと地域社会づくりに向けて」をテーマに
パネルディスカッションを開催し、JA、生協、労働者福祉協議会、労協ながの、の代表が自らの体験をもとに
協同組合活動の実践について報告を行いました。

 

 9月9日には、「長野県協同組合フェスティバル」を開催し、12000名を超える来場者を迎え、
様々な企画(出展、ステージ、子ども、料理教室 他)を通じ、
協同組合間の連携や構成団体それぞれの活動を広く県民にアピールしました。

 

 11月28日~1月23日の毎週水曜日に行われた信州大学経済学部において「協同組合の現在と未来」をテーマとした
公開講座を開講し、各構成団体からそれぞれの団体・組織の事業や主だった活動などを紹介しました。
また、学生からは「協同組合の未来への提案」と題しレポートが提出され、最優秀賞1点、優秀賞3点について
IYC長野県実行委員会として表彰を行いました。

 

 2013年2月1日には、「協同組合間連携研究会~地域を創る協同組合フォーラム」を開催し、自然エネルギーセンターの
大友詔雄氏から「自然エネルギーが生み出す地域の雇用」と題し、
講演をいただき理解を深めました。事例報告では、県内で活動を進める2団体より地域での取り組みや事例が報告されました。

 

 4月25日には、2012国際協同組合年の事業の終結に伴い「IYC長野県実行委員会の解散式」が行われました。
2012年度国際協同組合年の取り組みを単年度の取り組みとして終わることなく活動を継続することを確認し、

 2013年度以降は「長野県協同組合連絡会」がその役割を引き継ぎ、協同組合シンポジウム、信州大学との連携講座の開催、
協同組合フェスティバルなどの取り組みを継続していくこととなりました。

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