活動報告

2014年1月08日

2014年新春交歓会開催!


2014年新春交歓会開催!
~労働者福祉の原点に立った活動の実践を~

 

1月8日(水)、長野市・ホテル国際21において、県労福協構成団体による実行委員会主催の新春交歓会が、
来賓62名を含む約280名が出席し賑やかに開催されました。
なお、前段で約200名の参加で「労働福祉セミナー」を開催し、慶応義塾大学経済学部教授の金子 勝氏より
「日本経済の再生~地域分散ネットワーク型へ」と題して講演をいただきました。

 

構成団体代表者が登壇し、中山理事長が主催者を代表して挨拶を行い「東日本大震災から3回目の冬を迎えました。
被災地において復興に取り組んでおられる皆様に敬意と感謝の意を表すとともに、
慣れ親しんだ土地を離れて避難生活を強いられている27万余の皆様には、
一日も早く穏やかな生活を取り戻せることを心よりご祈念申し上げます。
私たちは、この震災を決して忘れることのないよう心に刻まなければなりません。
昨年一年間の政治・経済・労働者の労働環境について振り返ってみますと、政権交代によるいわゆるアベノミクス3本の矢の影響で、
円安と株高が起こり、気分や期待感が先行したムードになっています。
しかし、地方経済や私たちの生活実感は、1997年以降下がり続ける賃金実態や、
勤労者の約4割にも達しようとしている低賃金にあえぐ非正規社員の存在など、
働く者にとっては厳しい家計実態が続いています。
企業は過去のミクロ的な発想ではなく、経済成長と同時並行の未来志向での賃金の引き上げを労使で模索し、
実現できるところは積極的に実践してリードしていくことが重要であります。
労福協に加盟する各事業団体・構成組織は2012年の国際協同組合年の基本理念をふまえ、
労働者福祉の原点に立った活動の実践をしていかなければなりません。
時代が大きく変化する中で、人としての尊厳が保障され、温もりのある公正な社会を目指す労福協の役割は、
更に重要性を増しており、共生と助け合いそして、温もりのある公正な社会を目指して取組んで行きたい」との抱負を述べました。

 
続いてご来賓を代表して、阿部長野県知事より「この間、県労福協の皆様には日頃より長野県政にご協力いただき、
大変感謝申し上げます。長野県は、新5カ年計画をスタートさせ
『確かな暮らしが営まれる美しい信州』を基本目標に対応して行きます。
その中で、若者や女性や障がい者を含む雇用の安定が重要であると考えています。」とご挨拶をいただきました。
 その後、長野県高齢・退職者連合の大井会長のご発声により祝宴となりました。

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