くらしなんでも相談Q&A

相続人全員が相続放棄したら

相談内容

 ≪相続人全員が親の財産を相続したくないと考えているが、全員が相続放棄した場合は、どうなるか。≫
 父親が亡くなったが、遺産は山間部の不動産のみで、兄弟全員が相続したくないと言っている。兄弟全員が相続放棄をした場合は、どうなるのか。

解答

 相続人全員が相続放棄をすると、相続人不在となり、相続財産は所定の手続きを経て最終的には国庫に帰属するとされている。(民法959条) ただし、本 例では、仮に子のみが相続人であるとすると、子全員が相続放棄すると、父の両親に相続権が及び、その両親が既に死亡している場合は、父の兄弟に相続権が及 ぶこととなり、いきなり国庫に帰属するということにはならないので注意を要する。田舎の不動産は、財産価値が低く、不動産の維持に義務感が多く残るため、 このような相談事例が多く見られるようになった。祖先より何代にも亘り継承され、親が守り続けてきた財産は、今や「権利」でななく、「義務」として時代の 波に消されようとしている。親の残した財産は、子全員が共同して維持していくものではないだろうか。

※回答者

司法書士 北川 哲男

家族関係の相談事例 事例をもっとみる

くらしなんでも相談
ほっとダイヤル

一人で悩まずにまずはご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。

0120-39-6029サンキューロウフク受付時間10:00~16:00

専門家相談(毎月第2土曜日)ご相談内容に対し、専門家へお繋ぎいたします

平日相談(月~金、祝祭日を除く)相談アドバイザーがご対応をいたします

くらしなんでも相談Q&A

お応えいただく専門家
【弁護士】ヤミ金融、サラ金、多重債務、自己破産、訴訟問題など
【司法書士】相続・贈与、不動産、各種契約問題など
【社会保険労務士】各種年金問題、健康保険、雇用保険、労災保険・労働問題・職場での悩み(セクハラ・パワハラ)など
【就職相談】就職に関する相談、アドバイスなど

相談事例を見る